年賀はがきって、書き損じや出さなかった相手から届くことなどを想定して、余分に購入しませんか?
そして、大抵の場合あまりが出ることに・・・
そんな年賀はがきのあまりを放置しておくのはもったいないことですね。
でも、年賀はがきのあまりは、郵便局で交換することができるのです。
その他にも、換金したり、懸賞に応募するといった方法も。
そんな時に気を付けたいポイントなどもご紹介します。
年賀はがきのあまりは交換できる
冒頭でも書いた通り、年賀はがきのあまりは郵便局で交換することができます。
交換できるのは、
・通常はがき
・往復はがき
・通常切手(弔事用切手を含む)
・郵便書簡(ミニレター)
・特定封筒(レターパック封筒)
年賀はがき1枚当たり5円の手数料を払えば、期限なく交換することができます。
ちなみに、昨年(それ以前も)購入した年賀はがきを今年の年賀はがきに交換することはできません。
手数料は、
・現金
・手持ちの切手
・交換分から差し引く
という方法で払うことができます。
例えば、52円のはがきを10枚を交換する場合、
手数料を現金か切手で払うなら
現金か切手で50円を支払うと、520円分のはがきや切手に交換してもらえます。
手数料を交換分から差し引いてもらうなら手数料分の50円少ない、470円分のはがきや切手に交換してもらえます。
何に交換するか迷うのであれば、切手に交換するのがおすすめです。
切手は、余った年賀はがきや書き損じたはがき(年賀はがき以外でも)を交換する時の手数料に使えますし、ゆうパックの支払いにも利用できますからね。
また、身内に不幸があり年賀はがきが不要になってしまった場合には、無料で交換してもらうことができます。
無料で交換できる期間は、その年賀はがきの販売開始日から販売終了日までです。
交換できるのは、
・通常切手(弔事用切手を含む)
・通常はがき
・往復はがき
・郵便書簡(ミニレター)
・特定封筒(レターパック封筒)
郵便局の窓口備え付けの請求書に
・請求される方の住所、氏名
・亡くなられた方との続柄等
を記入して提出すれば、交換してもらえます。
ですから、年賀はがきから通常はがきに交換して、喪中はがきとして出すこともできますよ。
年賀はがきのあまりを換金するなら
年賀はがきのあまりを切手や通常はがきに交換しても使い道がないので換金したいという方もいると思います。
ただし、郵便局では換金してもらうことはできません。
余った年賀はがきを換金する方法の一つは、金券ショップへの持ち込みです。
しかし、普通の郵便はがきなら金券ショップでもそこそこの価格で換金してもらえますが、年賀はがきの場合には、大損してしまうこともあります。
とくに、その年賀はがきの販売期間が過ぎてしまうと、買取価格はかなり安くなるようです。
私の知人が、年賀はがきを金券ショップに持ち込んだ時の買取金額は、25円だったそうです。
余った年賀はがきを金券ショップに持ち込むなら、まずは郵便局で年賀はがきを切手や郵便はがきに交換してから金券ショップに持ち込んで換金してもらいましょう。
なお、金券ショップでは、切手ならシート単位、はがきなら未開封茶包装(200枚)など、まとまった数量の方が、高く買い取ってもらえます。
そして、オークションへ出品するという方法もあります。
オークションへ出品する場合には、年賀はがきと郵便はがきをセットにして出品すると落札されやすいです。
また、出品する時に商品のタイトルに「懸賞」と入れておくと入札者の目に留まりやすいようです。
年賀はがきのあまりを懸賞に使うなら
年賀はがきは、普通の郵便はがきとして使用することができます。
普通の郵便はがきとして使用する時には、二重線を引くなどして「年賀」と書かれている部分を消してください。
ただ、普通の郵便はがきとして使用することができるといっても、普通に手紙として出すと、相手には失礼なので避けるべきです。
となると、余った年賀はがきを使用するなら、懸賞に応募するのが、一番です。
そこで、懸賞に応募する時に少しでも当たる確率を上げるためのポイントをご紹介します。
・読んでくれる人の立場を考える
必要事項を間違いなく記入するのはもちろんですが、丁寧に書く、住所や名前が読みにくい場合には、フリガナをふるといったことにも気を付けましょう。
・感想や意見の内容に注意
感想や意見を求められている場合には、「商品の改善の要望や会社への意見といった消費者の生の声」を期待されていることが多いです。
ですから、商品や会社に対する素直な感想や新製品の要望などを書くようにしましょう。
・目立つはがきを作る
応募はがきを1枚ずつ確認されそうな懸賞の場合には、イラストを描いたり、はがきにマスキングテープで装飾したり、商品の感想や懸賞に関するエピソードを書くなどオリジナル性のあるはがきを作ってみましょう。
・応募は早めに
懸賞によっては、応募期限よりも早めに抽選を行うこともあるとか。
懸賞が始まったら、なるべく早くはがきを出すようにしましょう。
また、年末は一般の年賀はがきに紛れて、1月1日以降の配達になってしまう可能性もあるので、年末締め切りの懸賞に年賀はがきを使用するのはやめましょう。
まとめ
年賀はがきのあまりは、郵便局で交換する、金券ショップで換金する、懸賞に応募する、といった利用の仕方をご紹介しましたが、他に寄附するという方法もあります。
途上国の子供達が教育を受けたり、病院で治療を受けたりするためや、環境保全のための植林をするための資金源など、
様々な理由で未使用のはがきや書き損じのはがきを集めている団体もあります。
寄附というと集めている団体がどんな団体かわからず、不安に思う方もいるかもしれませんが、生協や民間企業などと協力してはがきを集めている団体もあります。
そういったところなら、有効に活用してくれるのではないでしょうか?
年賀はがきのあまりを眠らせておくなら、自分にとって有効な方法を選んで、無駄なく利用しましょうね。