握手をする、手を繋ぐ
そんなシチュエーションになった時、
気になるのが手汗。
自分の手汗で、相手の方が不快に思ったりしないか、
嫌われたりしないかとか考えると、
手を差し出すのを躊躇してしまいますよね。
そこで、手汗改善方法や簡単にできる対策方法
そして制汗剤を選ぶときに注意したいことなどをご紹介していきます。
手汗 改善方法いろいろ
手汗を改善する方法をいくつかご紹介してきます。
ストレスを取り除く
ストレスは、手汗の原因となることがあります。
ストレスによって自律神経が乱れると手汗をかきやすくなるのです。
日頃から規則正しい生活を送ることも大切です。
睡眠不足がストレスの原因となる場合もあります。
そして、ストレスを感じたら、
自分に合った方法でストレスを解消しましょう。
ただし、人に迷惑をかけてはいけませんよ。
気にしない
手汗のことを気にしすぎないことも大切です。
手汗を気にしすぎると、緊張により手汗が出やすくなる場合も。
他のことを考えて気を紛らわせたり、開き直ったり、出来るだけリラックスするようにしましょう。
食べ物に気を付ける
食生活に気を付けることで、手汗を改善できる場合もあります。
香辛料、肉類、乳製品、カフェインの入った飲み物などは、発汗作用があるため控えるようにしましょう。
逆に、おすすめの食品は、
大豆製品:豆腐、納豆、味噌、豆乳など
夏野菜:キュウリ、トマト、ナス、ゴーヤなど
南国系の果物:バナナ、メロン、パイナップルなど
ハーブ:ラベンダー、ローズ、ジャスミンなど
大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た作用があり発汗を抑制。
夏野菜に多く含まれるカリウムや南国系の果物には体を冷やす効果が。
リラックス効果のあるハーブは、興奮や緊張を和らげてくれますよ。
病院へ行く
病院での治療は不安に思う方もいるかもしれませんが、
・処方された制汗剤を自分で塗る
・定期的に通院して治療を受ける
・手術する
など、治療の方法にもいろいろあるので、
あまり大げさに考えずに、軽い気持ちで診てもらうのも良いのではないでしょうか?
手汗対策で簡単にできるもの
手汗を改善したり治すには時間がかかるでしょう。
ですから、ここでは簡単にできる手汗対策をいくつかご紹介します。
ツボ
先ほどもご紹介した通り、ストレスや緊張は手汗の原因にもなります。
ツボを刺激することで緊張をほぐしリラックスできます。
また、水分の代謝を整えるツボもあります。
【労宮(ろうきゅう)】
手のひらの真ん中辺りにあるツボ。
手を軽く握った時に、中指の先端が触れる場所にあります。
このツボを5秒位押したら5秒位離す
これを5回ほど繰り返してください。
緊張がほぐれリラックスできます。
【合谷(ごうこく)】
手の甲の親指と人差し指の骨が交わる辺りにある窪みにあるツボ。
3~5秒押したら1秒離す
これを3~5回ほど繰り返してください。
水分代謝を整えるほか、痛みを和らげる、視力回復、肩こりなど
いろいろな症状に効く万能のツボと言われています。
【復溜(ふくりゅう)】
足の内側、くるぶしから少し上にあるツボ。
このツボを強めに押します。
このツボも水分代謝を整えてくれます。
ベビーパウダー
長時間の効果は期待できませんが、
短時間サラサラになっていれば良いという場合には使ってみるのも良いでしょう。
ミョウバン水
簡単にできる手作りの制汗剤です。
ミョウバンは、アク抜きや漬物の発色剤などに使われるので、知っている方も多いと思います。
スーパーやドラッグストアなどで購入する事ができます。
スーパーなどでは、漬物売り場に置かれていることも多いです。
探すのが面倒な方は通販でも購入できます。
⇒ ミョウバンの通販(楽天市場)
【ミョウバン水の作り方】
<材料>
焼きミョウバン 10g
水道水 300ml
水は水道水を使用してください。
ミネラルウォーターや精製水を使用すると、塩素が含まれていないため日持ちが悪くなります。
<作り方>
1.焼きミョウバンをペットボトルなどフタのできる容器に入れる
2.1に水道水を入れる
3.フタをして、よく振る
ミョウバンは溶けにくいため、混ざり切りませんが構いません。
4.冷蔵庫に2~3日(目安)おき、
液体が透明になったらミョウバン水の原液の出来上がり。
このミョウバン水の原液は、冷蔵庫保管で1ヶ月ほど持ちます。
5.ミョウバン水の原液を霧吹きやスプレー容器などに入れ、水道水で10~50倍に薄めて使用します。
携帯用に使用する場合の日持ちは、1~2週間が目安です。
始めは薄い濃度から使用し、
効果が感じられなければ、少しずつ濃度を濃くしていくようにしてください。
かぶれや湿疹といった肌のトラブルを起こす場合もあるので、肌の弱い方は事前にパッチテストを行った方が良いでしょう。
<使用方法>
1.使用前に手のひらをタオル等でよく拭く
2.手のひらに吹きかける
3.ミョウバン水が乾くまで待つ
ミョウバン水は汗の出る前に使用するのがポイントです。
市販の制汗剤
簡単に手汗を抑える効果が期待できる手汗対策の一つが市販の制汗剤です。
ミョウバン水より良いという方も。
制汗剤は、薬局やドラッグストア、通販などでいろいろなものが販売されているので、自分に合ったものを選びましょう。
手汗 対策に制汗剤を選ぶなら
制汗剤にはいろいろな商品があります。
ただ、ドラッグストアなどで手軽に購入できる制汗剤の中には手汗対策に適さないものもあります。
脇用の制汗剤を手汗対策に使用して、満足のいく効果を得られなかったという声もよく聞きます。
制汗剤といっても有効成分や効果などは様々、手汗に効果のある制汗剤を選ぶことが大切です。
そして、制汗剤にはパウダー、スプレー、クリームなど、
タイプも様々でテクスチャーや香りなどもいろいろあります。
好みに合わないものを使い続けるのは、それだけでストレスの原因となることも。
また、人それぞれに症状や体質が違うため、多くの方が効果を実感しているからといって自分にも同様の効果が出るとは限りません。
ですから、自分で実際に商品を使用して自分に合うものを見つけることが大切です。
通販では、手汗専用制汗剤というものも販売されています。
その中には、全額返金保証が付いているものや、初回分無料の定期コース(初回の無料分のみで解約可能)などもあります。
そういった商品をお試し感覚で利用してみるのも良いのではないでしょうか。
⇒ 手汗を抑える制汗剤で人気やおすすめの商品は?
まとめ
手汗の改善方法や対策方法には様々なものがあります。
いろいろ試してみて自分に合った方法を見つけましょう。
また、どの方法を試すにしてもその方法を信じて始めることが大切です。
疑いながら行うのと、信じて行うのとでは、効果が違ってくることもあるようですよ。