節分といえば豆まき。
「鬼は外」「福は内」と言いながら豆をまく。
豆をまいている時は楽しくなってしまい夢中でまいて、気が付くと床には豆がいっぱい
なんてこともありますよね。
そんな豆まきの後の掃除についてのいろいろ
注意したいことや、後片付けや掃除を楽にするための方法などをご紹介します。
節分で豆まきしたら掃除はどうする?
節分でまいた豆は、年の数食べるなんてことも言われますが、まいた豆を手で全て拾うのはなかなか大変です。
そこで便利なのはやっぱり掃除機です。
豆を踏み潰して粉々になると余計に面倒なので、豆まきが終ったらすぐに掃除してしまいましょう。
撒いた豆を料理など、何かに使いたい場合には、掃除機のヘッドの部分を付けずに、吸い込み口にガーゼなどを付けて掃除機をかけると、
豆が掃除機の中に吸い込まれないので集めやすいですよ。
そして、外に豆をまいた場合には、外の掃除もしなくてはいけません。
豆は跳ねたり転がったりで、意外なところまで飛んでいる場合があるので注意しましょう。
人が歩くところに豆があると、滑って転んでしまったら大変ですし、散歩中の犬が拾い食いをして体調不良を起こすことも考えられます。
ハトやスズメなどの鳥が、豆を食べてくれるから・・・
といって放置しておくと、
住宅地や集合住宅では、集まって来た鳥の糞でお隣の洗濯物を汚してしまうといったトラブルになることもあります。
ですから、豆まきをした後には、早目に掃除をするようにしましょう。
ちなみに、
豆まきをした後の豆をすぐに掃除してしまうと御利益がないのでは、と考える方もいるようですが、豆をまくことに意味があるので気にする必要はありませんよ。
節分の豆まきの後片付けを楽にするには?
節分の豆まきは、後片付けが大変だからやりたくないという方も多いようです。
そこで、節分の豆まきの後片付けを簡単にする方法をご紹介します。
・部屋にビニールシートや新聞紙を敷き詰める
家具の下など、豆が入り込んでしまいそうなところは、新聞紙などで隙間を埋めてしまいましょう。
・豆をまく部屋を限定する
一部屋だけなど、限定して豆をまけば、掃除する場所も少なくて済みますよね。
・まく量を少なくする
部屋ごとに数粒など、少量の豆で豆まきを行います。
・小分けにしてまく
数粒ずつ、ラップやティッシュなどに包んで小分けにしてまけば、拾うのも簡単ですし、部屋が汚れていても気にせず食べられます。
・個包装ミニパックのものをまく
スーパーなどで、個包装ミニパックのものを購入してきてまきます。
こちらも、拾うのが簡単で、安心して食べられます。
また、一部の地域で行われている殻付きの落花生をまくというのも、片付けが楽ですね。
そもそも、豆をまかずに個包装のチョコや飴などのお菓子をまくという方もいるようですよ。
節分の豆を犬に食べてもらうのはアリ?
うちは犬を飼っているから、豆まきをした後の豆は犬に食べてもらおう。
と考える方もいるかもしれませんが、
これはNGです。
少しの量であれば食べても大丈夫ですが、
大豆は消化されないので、食べ過ぎると消化不良を起こし、下痢や便秘を引き起こす原因になることがあります。
それだけではありません。
よく噛まずに飲んでしまい、喉に詰まらせてしまう危険性もあります。
また、近年では大豆アレルギーの犬も増えているそうです。
そして、落花生で豆まきを行う時にも注意が必要です。
殻付きだからといって犬が食べないとは限りません。
ピーナッツは、油分が豊富でカロリーが高いので、犬にとっては負担が大きい食品なのです。
また、マグネシウムが多いので、結石を引き起こすことも考えられます。
ですから、犬を飼っているご家庭の場合には、犬が食べないように、豆を包むなどの工夫をするか、
豆の代わりに犬用のボーロなど、犬が食べても大丈夫なものをまくようにしましょう。
まとめ
節分の豆まきは、豆をまいている時は楽しくても、掃除や後片付けが面倒と思うことも。
でも、工夫すれば掃除や後片付けも楽にできます。
また、面倒な掃除も、豆を一番多く拾った人にご褒美というようなゲームなどにして、掃除や後片付けも一緒に楽しむのもいいかもしれませんね。