年末の恒例行事に大掃除を行うご家庭は多いと思います。
大掃除というだけあって、時間もかかりますし、面倒臭い。
しかし、順番などを工夫すれば、より効率よく行うことも可能です。
ご家庭それぞれでいろいろなやり方があると思いますが、年末の大掃除を効率よく行うための順番をご紹介しますので、一例として参考にしてみてください。
年末の大掃除の順番は家のどこから?
まずは、計画を立てることから始めましょう。
いきなり始めても、二度手間になったり、途中で手が止まったりして非効率です。
イメージトレーニングをするのもいいでしょう。
家族で行うなど、数人で行う時には始めに役割分担を決めておきます。
また、家にある掃除グッズを予め確認しておきましょう。
そうすることで、掃除の途中で足りないものに気付いて買いに行くといった無駄な時間が無くなります。
準備ができたら、いよいよ掃除の開始です。
順番は、網戸やベランダなどの外回りから始めます。
網戸のような大きなものがきれいになると、それだけで家がきれいになったような気になり、テンションアップに繋がる場合も。
次は、トイレ、お風呂、キッチンへとすすめます。
それから、各部屋を掃除します。
寝室、書斎や子供部屋、リビングや居間というように出入りの少ない部屋から掃除するのがいいでしょう。
その後は廊下。
廊下は、掃除のために水を運んだりして、濡らしてしまうこともあるので、他の場所が終わってから掃除します。
最後は、玄関です。
玄関は1日に何度も出入りするところなので、始めの方で掃除してしまうとまた掃除しなければならなくなることも。
特に大掃除を数日に分けて行う時には、二度手間になる可能性が高いので最後に掃除するのがおすすめです。
ホコリは上から下に向かって落ちるので、高い所から綺麗にしていきましょう。
また、床にワックスなどをかける場合には、手前からかけてしまうとワックスが乾くまで身動きできない状態になってしまいます。
ですから、掃除の基本は「上から下」「奥から手前に」。
この掃除の基本は、家全体で見た時も、場所ごとでも同じ、しっかりと頭に入れておきましょう。
お風呂の大掃除の順番は?
お風呂の大掃除の順番は、必要ないものを浴室から出すことからです。
シャンプーや石鹸、子供のおもちゃなどを出してしまいましょう。
はじめに、浴槽に洗剤を付けて置いておきます。
しばらく置くことで汚れが浮き出て洗いやすくなります。
その間に、天井、壁、風呂桶や洗面器などを洗います。
そして、浴槽を洗って床を磨いたら、お風呂場全体に高い位置から水をかけて洗い流します。
その後、乾燥させてから窓を拭きます。
洗う時に水が跳ねたり、水が上から垂れたりするので、窓は最後に拭きましょう。
キッチンの大掃除の順番は?
キッチンの大掃除の順番は、換気扇から行います。
換気扇は頑固な汚れの場合、時間をかけて洗剤を汚れに染み込ませる必要があるので、最初に取り掛かりましょう。
換気扇に洗剤をかけて放置する場合には、その間に次の作業に移ります。
天井、照明器具、壁、食器棚や冷蔵庫などの収納スペース、ガスコンロやオーブン、床というように、高い位置から低い位置へと掃除していきましょう。
大掃除の順番 部屋の場合は?
まず最初に窓を開けたくなりますが、それはNG。
窓を開けてしまうと、部屋の中のホコリが拡散してしまいます。
窓を開けるのは、ホコリをある程度拭き取ってからが良いでしょう。
部屋の大掃除の順番で始めにやることは、ゴミや不用品の処分からです。
このとき洋服や雑誌など、大きなものから片付けていきます。
そうすることで部屋の雰囲気が変わり、さらにやる気がでることもありますよ。
処分するものは、種類ごとにゴミ袋を用意して、ドンドン入れていきましょう。
本や洋服を処分する場合には、自宅まで取りに来てくれる宅配買い取りサービスを利用するのも便利ですよ。
片付けが終わったら、
天井、照明器具、カーテンレールなど(カーテンは洗濯してしまいましょう)、窓や壁、本棚や机、家電などを綺麗にして、
最後に床を掃除します。
部屋の場合ももちろん、高い位置から低い位置へと掃除していきましょう。
まとめ
年末の大掃除は、一日で一気に片付けるのもいいですが、
場所ごとに区切って、日数をかけて行った方が楽な場合もありますよ。
そして、今回ご紹介した年末の大掃除の順番はあくまでも一例です。
人それぞれ性格も違いますし、家の状況も違います。
ですから、自分に合った方法を見つけて掃除をするのが、モチベーションも保てて、良いのではないでしょうか?