日本のクリスマスケーキは海外とは全然違う!始まりはどこから?

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クリスマスと聞いて、真っ先に思い浮かべるもの

私の場合は、ケーキです。

私の家では子供の頃、クリスマスにごちそうを食べたり、プレゼントをもらったりといったことはありませんでしたが、クリスマスケーキは毎年食べていました。

ちなみに、我が家での定番のクリスマスケーキは、生クリームに苺がのったデコレーションケーキでした。


ところで、このクリスマスケーキって海外でも食べられているんでしょうか?

それとも日本だけのものなんでしょうか?

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日本のクリスマスケーキは海外とは全然違う!

日本のクリスマスケーキ、
最近ではいろいろなものがありますが、定番はやっぱりデコレーションケーキですよね。

でも、海外では日本人がイメージするケーキとは全く違うものもクリスマスに食べられているんです。


まずは、フランス。

フランスのクリスマスケーキは、
日本でもお馴染みの「ブッシュ・ド・ノエル(ビュッシュ・ド・ノエル)」。

フランス語で、ブッシュは「木、丸太」、ノエルは「クリスマス」の意味です。

19世紀に作られるようになり、これがクリスマスケーキの起源と言われています。



そして、ドイツは「シュトーレン」。

表面には砂糖が塗されていて、生地の中にはナッツやドライフルーツが練り込まれています。

ドイツではクリスマスの約1ヶ月前から少しずつスライスして食べるそうです。



イタリアには、「パネットーネ」と「パンドーロ」という伝統菓子があります。

「パネットーネ」は、
パネットーネ種の酵母を使ってゆっくり発酵させたブリオッシュ生地の中に、レーズン、プラム、オレンジピールなどのドライフルーツを刻んだものを混ぜ込んで焼き上げたドーム型の菓子パンです。



「パンドーロ」は、
卵黄をたっぷり使って、天然酵母でゆっくり発酵させて作るブリオッシュ生地が主体の柔らかいスポンジケーキ。

「パンドーロ」は、イタリア語で「黄金のパン」を意味する言葉だそうです。



そして、イギリスは「クリスマスプディング」と「ミンスパイ」。

「クリスマスプディング」は、
生パン粉、小麦粉、牛脂、卵、砂糖、ブランデーなどにつけたドライフルーツ、ナッツ類、香辛料、ラム酒などを使った生地を焼き上げたケーキ。

1ヶ月ほど熟成させ、再度加熱し、ブランデーをかけてフランベしてから食べるそうです。



「ミンスパイ」は、
リンゴ、干しぶどう、柑橘類などをみじん切りにして、ブランデー、砂糖、スエット、香辛料などを加えて煮込んだ後、数日間寝かせてからパイで包み焼き上げたもの。


ミンスパイ mince pie 手づくりスイートパイ


また、アメリカではクリスマスの定番はケーキではなく、アップルパイやパンプキンパイ、スイートポテトパイなどを主に食べるそうです。

日本のクリスマスケーキの始まりは?

日本でのクリスマスケーキの始まりは明治時代。

ペコちゃんでおなじみのスイーツメーカー不二家が、創業した年の明治43年(1910年)に、プラムケーキにフォンダンのコーティングを施して銀玉を付けたケーキを発売したそうです。

このときのクリスマスケーキはシンプルなものでした。


そして、不二家は大正11年(1922年)にショートケーキの販売を始め、クリスマスケーキもスポンジケーキになっていったようです。

ただ、当時は高価なために庶民が購入できるものではなく、昭和50年代(1975年頃)になってから一般的に広まったのだとか。


スポンジケーキに生クリーム、その上にはサンタさんや家などが飾られていたり苺がのっていたりという、今では定番のデコレーションケーキの基本形は、不二家から始まったということです。

まとめ

日本のクリスマスケーキは海外のものと比べると、だいぶ派手な印象もありますね。

でも、それが日本の華やかなクリスマスのイメージにぴったり合っているような気がします。

私のほかにも、クリスマスにはやっぱりデコレーションケーキがないとさびしい、という方も多いのではないでしょうか?

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