花束を長持ちさせる方法いろいろ!砂糖や10円玉などは有効?

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せっかく花束をいただのに、すぐに枯れさせてはもったいない。

そのきれいなお花を1日でも長く楽しみたいですよね。


でも、花束なんてそうそうもらう機会もありませんし、
普段からお花を飾る習慣も無ければ、

どうやって長持ちさせれば良いのか

その方法がわかりませんよね。


そこで、いただいた花束を少しでも長く楽しむための方法を
ご紹介しますので、参考にしてみてください。

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花束を長持ちさせる方法

【花瓶に生ける前に】

いただいた花束を飾る時には、花瓶に生けますが、

その前に、洗面器やバケツなどに水をたっぷり入れ、
その水の中で、茎の部分(5mm~1cm位のところで)を
ハサミで斜めにカットします。


水の中で茎を切るのは、切り口から空気が入らないように
するためと、切り口を乾燥させないためです。

空気が入ってしまうと、茎の中で気泡になってしまい、
花まで水が上手く行き渡らなくなってしまいます。

そして、茎を斜めにカットするのは、
切り口を大きくすることで、水を吸う部分が広くなるためです。


また、ハサミは良く切れるものを使用してください。

切れ味の悪いハサミを使用すると、茎が潰れてしまって、
水を上手く吸うことができなくなってしまいますからね。



【水の量】

茎を切る作業を終えたら、花瓶に生けますが、
水は5cm程度で構いません。

花も呼吸をしていますが、水に浸かっている部分は呼吸ができずに
傷みやすくなるため、水が多過ぎると寿命を縮めてしまいます。


ただし、菊の仲間や枝ものの場合は、
水の吸い上げが激しいので、水が少ないと水切れしてしまうことと、
植物自体が重いので、水が少ないと倒れてしまうので、
注意してください。



【きれいな水に生ける】

花を長持ちさせるためには、きれいな水に生けることも大切です。

とはいっても、花瓶に入れる水はミネラルウォーターなどではなく、
水道水を使います。

水道水には塩素が入っているので、ミネラルウォーターなどに比べて、
雑菌が繁殖しにくいためです。


そして、きれいな状態を保つために、
水は毎日交換するようにしてください。

水を交換する時には、花瓶の中をしっかり洗い、
水に浸かっていた茎の部分も良く洗って、ぬめりを落とします。

その後、茎の部分(5mm~1cm位のところで)をハサミで斜めに
カットしてから花瓶に戻します。

この時、茎が変色していたら、
変色している部分は腐ってしまっているため、
変色している部分から5mm~1cm位上の部分でカットしてください。



【葉や蕾を取る】

花瓶に生ける時に、水に浸かってしまう葉がある場合には、
取ってしまいます。


その他に、萎れた葉や小さい蕾も取ってしまいましょう。

根の無い切り花は、本来必要とする水の量を吸うことができないため、
葉を全部付けたままにしておくと、葉から蒸発する水分が多くなり、
寿命を縮めてしまいます。


また、切り花はたくさん蕾が付いていても、その蕾を全部咲かせる
だけの栄養が足りません。

しかし、咲かせることができない蕾にも栄養は与えられるため、
結局どの蕾も咲くことができなくなってしまいます。

ですから、小さい蕾も取り除いてしまいましょう。


ちなみに、葉を全部取ってしまうと、光合成ができなくなって
しまいますので、取り過ぎないようにしてくださいね。



【花粉を取る】

植物も生き物なので子孫を残そうとします。

花の役割はその子孫(種)を残すこと。
そのために受粉をします。

しかし、受粉を終えてしまえば花の役目は終わり、
枯れてしまいます。

ですから、花粉を取れる場合には、取ってしまった方が
花を長持ちさせることができるのです。



【枯れた花を取る】

花が枯れると、その後には実を育てます。

枯れた花をそのままにしておくと、実を育てるために
栄養が使われてしまいます。

枯れてしまった花は、速やかに取ってしまいましょう。



【飾る場所に注意】

せっかくのきれいな花ですから、いつでも楽しめる場所に
飾りたいですよね。

でも、花を長持ちさせたいなら、飾る場所にも注意しなければ
なりません。


まずは、冷暖房への注意です。

人間同様、植物も冷暖房の風に長時間当たるのは良くありません。

冷暖房の利いた部屋に飾るなら、風が当たらないように
注意してください。


そして、高温、多湿も避けましょう。

気温の高い場所は、花瓶の水の雑菌が増えやすくなるため、
花の寿命を縮めてしまいます。


また、日光にも注意が必要です。

植物なので、日に当てた方が良いと考える方もいると思いますが、
地面に生えている植物と違い、切り花は日光を嫌います。

日光が当たると、花瓶の水の温度が上昇し、雑菌が増えやすくなったり、
切り花の水分を奪ってしまうからです。


飾った花を長持ちさせたいなら、リビングなどよりも、
玄関などの暗めで涼しい場所に飾るようにしましょう。


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花束を長持ちさせるために砂糖や10円玉などは有効?

花束を花瓶に移して飾る時に長持ちさせる方法として、
花瓶の中の水に一工夫する方法もいろいろあります。

砂糖や10円玉を入れるという方法は、結構有名なので
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

その効果とはどのようなものか、ご説明します。

【砂糖を入れる】

砂糖は切り花にとって栄養となるので良いのですが、
雑菌にとっても栄養となってしまうため、
砂糖だけでは雑菌が増える原因になってしまいます。

ですから、砂糖を入れるのであれば、以下で紹介するような
殺菌作用のあるものを一緒に入れるのが良いでしょう。



【10円玉を入れる】

10円玉は銅でできています。銅には殺菌効果があるため
花瓶の中の水に雑菌が増えるのを抑えてくれます。

ただし、10円玉1枚で効果が期待できるのは、コップ位のサイズです。

普通の花瓶であれば、3枚くらいは入れるようにしましょう。



他にも、殺菌効果がある方法はいろいろあります。


【漂白剤を入れる】

塩素系の漂白剤を花瓶の水に入れると、雑菌の繁殖を抑えられます。

ただし、入れすぎてしまうと却って花の寿命を縮めてしまうので
注意しましょう。


【酢を入れる】

酸による殺菌効果で、花瓶の中の水に雑菌が増えるのを
抑えてくれます。

ただし、こちらも入れすぎると花の寿命を縮めてしまいます。



また、お金をかけるのであれば、こんな方法も。

【延命剤を入れる】

延命剤は栄養と殺菌効果の両方を得ることができるもの。

専用のものだけに効果はあります。

もちろん、入れすぎはNG。
決められた量を守れば、花を長持ちさせることができます。


また、延命剤の説明書には、「水を変える必要はない」と
書かれている場合もありますが、

花を長持ちさせたいのであれば、2~3日に1回は
水を取り替えるようにしましょう。


ちなみに、延命剤はお花屋さんやホームセンター、
通販などで購入することができますよ。

⇒ 切り花 延命剤(楽天市場)

まとめ

いただいた花束も生き物です。

長持ちさせたいのであれば、しっかり世話をすることが大切です。


私の個人的な意見としては、
上(「花束を長持ちさせる方法」)でご紹介した方法を
しっかり行えば、

砂糖や10円玉など、何かを水の中に入れるという方法は
必要ないと思います。


ただ、忙しくて花瓶の中の清潔を保てないという場合には、
水の中に延命剤などを入れるのが良いでしょう。



花束をもっと長く楽しみたい場合には
⇒ ドライフラワーの作り方で簡単なのは?長持ちさせる方法や向いている花は?

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