冬至といえばゆず湯ですよね。
これには、冬至にゆず湯に入ると1年風邪をひかないとか、厄払いのための禊とか、理由は諸説あるようです。
我が家では、冬至のゆず湯は毎年の恒例行事となっていますが、ゆず湯をやったことがないという方もいると思います。
そこで
ゆず湯の作り方や入り方の注意点や残り湯は洗濯に使えるのかをご説明しますので、参考にしてみてくださいね。
冬至のゆず湯の作り方
さっそく冬至のゆず湯の作り方をご紹介します。
といっても、特に決まりごとがあるわけではありません。
ですから、ご家庭によって作り方は違うと思います。
なので、ここではいろいろな方法をご紹介しますね。
1.柚子を丸ごと入れる
柚子をそのままお風呂の中に入れるだけです。
数はお好みで結構です。
ただし、1個だけではあまり効果を感じられませんし、多ければいいというものでもないのでほどほどに。
2.柚子の皮に傷を付けてから入れる
皮を何か所か削いだり、包丁で浅く数か所切り込みを入れたり、竹串やフォークなどで数か所刺して穴を開けてからお風呂に入れます。
3.柚子を切ってから入れる
柚子を半分に切ったり、輪切りにしてお風呂に入れます。
この時には、種や果肉が出てしまわないように、手拭いやガーゼ等を袋にして、その中に柚子を入れます。
手拭いやガーゼがない場合には、目の細かい洗濯ネットやキッチンの三角コーナー用のゴミ袋、いらなくなったストッキング等でもOKです。
ちなみに、我が家では2~3個の柚子を半分に切って、ガーゼで作った袋に入れています。
ゆず湯は体質等によってはお肌に刺激を感じることもあります。
子供やお年寄りは肌が弱いので注意してくださいね。
初めてゆず湯をするときには、柚子の量を少なめにして、丸ごと入れることから始めるのが良いでしょう。
また、輪切りにした柚子を熱湯で20~30分蒸らしてから袋に入れてお風呂に入れると、肌への刺激を軽減できるそうです。
冬至のゆず湯の入り方
柚子にはリモネンという成分が含まれているので、
肌が敏感な方や弱い方の場合、肌がピリピリしたり、かゆみや痛み、湿疹、かぶれ等の症状が出ることもあります。
ですから、肌が敏感な方や弱い方は、お風呂の中で柚子を揉んだり、身体に擦り付けたりするのはやめましょう。
柚子を丸ごと浮かべている分には大丈夫でも、柚子を揉んだり、身体に擦り付けたりすると肌に刺激を感じるという場合もありますよ。
そして、長風呂も控えるようにしましょう。
子供やお年寄りも肌が弱いので注意してくださいね。
もしお風呂から上がっても、肌がヒリヒリしたり痒みがある場合には、シャワーを浴びて成分を洗い流しましょう。
また、柚子に含まれる精油が付いた肌は、紫外線によってシミやシワの原因になってしまいます。
ですから、ゆず湯に入るのは、日中は控えて夜に入るようにしましょう。
ゆず湯にはリラックス効果もあるので、眠気に襲われる可能性も。
そういった点からも、ゆず湯は夜に入るのがいいでしょう。
冬至にゆず湯をしたあと洗濯に使える?
普段お風呂の残り湯を洗濯に使用している方は多いのではないでしょうか?
そんな方は、冬至にゆず湯をしたあとその残り湯を洗濯に使えるのか気になるかもしれませんね。
でも安心してください。
ゆず湯をしたあとの残り湯を洗濯に使用しても問題ありません。
我が家でも特に気にせずに洗濯に使用しています。
シミになったり、香りが気になることもありません。
ただし、洗濯物の種類によっては、シミや黄ばみになったりすることもあるようなので、デリケートなものは念の為に避けておいた方がよさそうです。
また、残り湯の中に柚子の種や皮などが混ざった状態で残り湯を吸い上げると、給水ポンプの故障の原因になる場合もあるので、注意してくださいね。
まとめ
冬至のゆず湯の作り方や入り方には、決まりごとや難しいところはありません。
そして、ゆず湯には
身体を温める効果
美肌効果
疲労回復効果
リラックス効果
など、いろいろな効果が期待できます。
ご家庭に合ったお好みの方法でぜひゆず湯を楽しんでみてくださいね。
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