潮干狩りのあさりの持ち帰り方法!海水に入れる?砂抜きと塩抜きはどうする?

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潮干狩りで獲ったあさりは
美味しくいただきたいですよね。

そのためには、新鮮なまま持ち帰らばければなりません。

では、どのように持ち帰れば良いのか。


潮干狩りで獲ったあさりの持ち帰り方法と

美味しく食べるために必要な作業である
砂抜きや塩抜きの方法もご紹介します。

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潮干狩りのあさりの持ち帰り方法!

潮干狩りで獲ったあさりの持ち帰り方法は、
大きく分けて2通りあります。

それは、あさりを海水の中に入れて持ち帰るか
海水に入れずに持ち帰るかです。

果たしてどちらが良いのでしょうか?

潮干狩りの持ち帰り時に海水にあさりを入れる?入れない?

あさりの持ち帰り方法で、おすすめは
あさりを海水に入れずに持ち帰る方法です。


短時間なら海水に入れて持ち帰る方法でも良いですが、
長時間になると水温が上昇してしまいます。

水温が上昇したり、水の中の酸素が無くなると、
あさりは弱ってしまいます。

また、海水に入れておくと、あさりが口を開いて水管を出し、
移動中の車や電車の揺れなどで急に貝殻を閉めて、
自分で水管を切って死んでしまうことがあります。

他にも、海水で雑菌が繁殖する危険性もあります。

ですから、海水にあさりを入れて持ち帰るのは
おすすめできません。


あさりを海水に入れておかないと弱ってしまうのでは?
と思うかもしれませんが、心配いりません。

あさりは、海水から出した状態でも数日間は生きられます。

あさりは、水から出すと口を閉じ、外気を遮断するため、
新鮮さが保たれるのです。



では、あさりを海水に入れないでどうやって持ち帰るのか
その方法をご説明します。


1.海水で軽く洗う

あさりについている砂などを落とします。
殻が壊れているあさりや小石なども捨ててください。


2.水道水で洗う

あさりの表面には食中毒の原因となる腸炎ビブリオ菌が
付いている場合があります。

表面のぬめりを取るように、あさり同士を擦り合わせて
よく洗いましょう。

腸炎ビブリオ菌は真水に弱いので、真水で洗うことで
表面の菌は死んでしまいます。


3.新聞紙を濡らして、洗ったあさりを包みます。


4.クーラーボックスやクーラーバッグなどに保冷剤を入れ、
その上に新聞紙に包んだあさりを乗せます。

キンキンに冷やす必要はありません。10℃位でOKです。


そして、できれば砂抜き用に海水をペットボトルなどで
持ち帰りましょう。

海水はできるだけ深い所の水温の低い海水を
帰る直前に汲むようにしてください。

ただし、きれいな海水が汲めない場合は、持ち帰るのはあきらめ、
家で塩水を作りましょう。


ちなみに、潮干狩り場によっては、
持ち帰り用の海水専用の水道などがある場合もありますよ。


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潮干狩りのあさりの砂抜きと塩抜き方法!

あさりの砂抜きをする場合には、
海水を使用するか、自分で塩水を作って行います。

おすすめは、潮干狩りに行った場所から海水を持ち帰ることですが、
きれいな海水が汲めない場合や電車で潮干狩りに行った場合など、
持ち帰ることができなければ、

自分で塩分3%の塩水を作ります。
例)水道水1リットルに対して、塩30グラム

自分で塩水を作る場合、アルカリイオン水を使うと効果的
と言われることもあるようですが、

普通の水道水を使用した方が、あさりが砂を吐いてくれます。

また、水の中に釘や包丁など、鉄を入れるとよく砂を吐く
とも言われますが、効果はありません。


塩水を用意できたら、砂抜きです。




その方法をご説明します。


1.あさりを洗う

流水であさりを擦り合わせるように洗います。


2.あさりを容器に入れる

ボールのような丸いものではなく、そこが平らなザルなどに
あさりができるだけ重ならないように並べます。

あさりを重ねてしまうと、上のあさりが吐いた砂を
下のあさりが吸ってしまいます。

また、あさりが吐きだして底にたまった砂を再度あさりが
吸わないように底上げしてください。

容器は、水きりバットなどがおすすめです。


水切りバット 角型


3.水を入れる

潮干狩り場から持ち帰った海水、または自分で作った塩水を
あさりが少し顔を出す位まで入れます。


4.フタをする

新聞紙などでフタをして暗くすると、あさりが砂を吐いてくれます。

フタをすることで、あさりが吹いた潮が周りに飛び散るのを
防ぐこともできます。


砂抜きに必要な時間は、2~4時間位です。



砂抜きが終わったら、塩抜きをします。

スーパーなどで購入したあさりと違い、潮干狩りで獲ってきた
あさりは体の中に海水をたくさん含んでいるため、
そのままではしょっぱくて、食べることができません。

そこで、塩抜きをする必要があります。

その方法は、とっても簡単。

水から出して、1時間位放置しておくだけです。

ただし、塩抜きの際にもあさりが潮を吹きますので、
新聞紙などでフタをしておきましょう。


砂抜きや塩抜きをする場合には、あさりが吹いた潮が
飛び散っても良いように、お風呂場などで行うのがおすすめです。

台所で行うと、あさりが吹いた潮が調理道具や食器などに
掛かってしまうことがあり、衛生的に良くありませんからね。

まとめ

潮干狩りで獲ったあさりは、海水に入れずに持ち帰る方法が
おすすめです。

持ち帰ったあさりは、しっかり砂抜きと塩抜きをして
おいしくいただきましょう。


⇒ 潮干狩りに子連れで行くなら持ち物は?服装で子供と女性が注意したいことは?

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