雛人形の収納は防虫剤にも注意!洋服用でもOK?乾燥剤と併用する時は?

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雛人形を収納する時に、防虫剤や乾燥剤を使用する方は多いと思います。

ただ、この防虫剤や乾燥剤って、何も気にせずに
雛人形を収納する時に、一緒に入れてしまって良いのでしょうか?

大切なお雛様を来年以降も美しいまま飾れるように、
防虫剤や乾燥剤について、知っておきましょう。

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雛人形の収納は防虫剤にも注意

防虫剤の成分には、大きく分けて

・樟脳
・ナフタレン
・パラジクロロベンゼン
・ピレスロイド

という4種類があります。

その特徴を見ていきましょう。


・樟脳

合成樹脂やプラスチックを溶かしたり、変形させてしまうことがありますし、
雛人形にもよく使用される金糸、銀糸、金箔を変色させてしまう場合も。

臭いもあります。


・ナフタレン

合成樹脂やプラスチックを溶かしたり、変形させてしまうことがあります。

臭いもあります。


・パラジクロロベンゼン

合成樹脂やプラスチックを溶かしたり、変形させてしまうことがありますし、
金糸、銀糸、金箔を変色させてしまう場合も。

また、塩素系の化合物のため、
衣装の染料と反応し変色させる可能性も。

臭いもあります。


・ピレスロイド

銅、真鍮、金糸、銀糸、金箔を変色させてしまう場合があります。

臭いはありません。

また、ピレスロイド系の中には、エムペントリンというものがあり、

このエムペントリンは、銅含有物にだけ影響を与え、
金糸、銀糸、金箔を変色させることはありません。

臭いもありません。


エムペントリンは、濃度が濃い場合に銅含有物に影響を与えますが、
使用量、使用方法を守っていれば、とくに問題はありません。

また、樟脳、ナフタレン、パラジクロロベンゼンは、
併用すると、化学反応を起こして、シミなどの原因になることもありますが、

エムペントリンは、他の防虫剤との相性も良いので扱いやすいです。

ムシューダの人形用防虫剤にも、このエムペントリンが使用されています。



防虫剤は、成分によってそれぞれに長所と短所があるので、
絶対というものはありませんが、
中では、ピレスロイド系のエムペントリンを使用した人形用防虫剤が無難なようです。


防虫剤を使用する時の注意は、

・使用量を守る。
 多ければ良いというものではありません。

・違う種類の防虫剤を併用しない
 一種類のものだけを使うようにしましょう。

・毎年同じものを使う。
 昨年まで使用していた防虫剤の成分が、雛人形を収納していたケースなどに残っていると、
 防虫剤を併用するのと同じ状態になってしまいます。

・できるだけ雛人形の素材に合った防虫剤を選ぶ。

・防虫剤が人形や道具類に直接触れないようにする。


防虫剤は、そこに含まれる成分の濃度が高くなると、
人間の体に影響を与えることもあるので、

必ず注意書き等をよく読んで、成分、使用方法、使用量を確認してくださいね。

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雛人形の防虫剤は洋服用でもOK?

人形用の防虫剤も販売されていますが、
家に洋服用の防虫剤が余っているような状況だと、
その洋服用の防虫剤を使いたくなりますよね。

しかし、洋服用の防虫剤には様々なものがあり、
成分によっては、雛人形にダメージを与えてしまうことも。

また、洋服用の防虫剤は使用期間が数カ月から半年と、短いものも多いです。


人形用の防虫剤は、使用期間も長いですし、無臭のものが多いので、
雛人形に臭いが移る心配がありません。

ですから、できるだけ人形専用の防虫剤を使用するようにしましょう。

雛人形に防虫剤と乾燥剤を併用する時には

雛人形を収納する時に、防虫剤と乾燥剤の両方を入れることもあると思います。

しかし、成分によっては化学反応で雛人形にダメージを与えることもあります。

防虫剤と乾燥剤の両方を入れる場合には、
防虫剤と乾燥剤が影響し合わないように、離して入れるようにしてください。


そして、乾燥剤は入れすぎないように注意しましょう。

湿気でカビが生えるのを心配するあまり、乾燥剤を多く入れすぎてしまうと、
お雛様の材質によっては、乾燥し過ぎてお顔にひびが入ってしまうこともありますよ。


ただ、適度な量の乾燥剤を入れると言っても、なかなか難しいですよね。

そんな時には、収納ケースの中の湿気を調節してくれる
人形用調湿剤というものもありますよ。

まとめ

大切な雛人形を守るためには、
防虫剤や乾燥剤を利用するだけではなく、
片付けて箱にしまう時にも注意が必要です。

雛人形は飾られている間に、
たくさんのホコリが着物など、あらゆる隙間に入り込んでいます。

そのまましまいこんでしまうと
ホコリをエサにしている虫を引き寄せてしまう場合も。

また、ダニやその卵などがすでに付いている可能性もあります。

ですから、ハタキや刷毛などを使って、
しっかり汚れを落としてから、箱にしまってくださいね。

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